次期大統領選挙に向けて、立候補の表明が相次いでいます。
安熙正（アン・ヒジョン）忠清南道知事は22日、ソウル市内の小劇場で支持者との集いを開き、立候補を宣言しました。
また、李在明（イ・ジェミョン）城南市長は23日、過去に自分が働いたことがある城南市の時計工場を訪れて立候補を表明し、25日には南景弼（ナム・ギョンピル）京畿道知事が、26日には「正しい政党」の劉承旼（ユ・スンミン）議員が立候補を宣言する予定です。
憲法裁判所は大統領の弾劾訴追の可否について遅くとも3月末には判断を示すものとみられていて、憲法裁判所が弾劾訴追を認める場合、60日以内に次期大統領選挙が実施されます。
世論調査では、第1野党「ともに民主党」の文在寅議員が30%近い支持率でトップを維持していて、国連事務総長を務めた潘基文（パン・ギムン）氏がそのあとを追っています。
潘基文氏は、第1野党「ともに民主党」金鍾仁（キム・ジョンイン）議員や野党系の孫鶴圭（ソン・ハッキュ）氏、金ハンギル氏とも会う方向で調整を進めていて、第三の勢力との連帯も検討しているものとみられています。