北韓の核問題を話し合う6か国協議の、韓国首席代表の外交部の金烘均（キム・ホンギュン）韓半島平和交渉本部長は、ヨーロッパ時間の24日から26日まで、現地を訪れ、フランスやEU＝ヨーロッパ連合の高官とそれぞれ協議します。
まず、25日、金韓半島平和交渉本部長は、パリでフランス外務省の政務総局長と会って、北韓の核問題への対応をめぐる第1回高官級協議を行います。
続いてEU本部のあるベルギーを訪れ、EUの対外行動局の事務総長らと会って、最近の韓半島の情勢や北韓の核問題への対応での韓国とEUの協力のあり方について協議します。
外交部は、「今回の韓半島平和交渉本部長のヨーロッパ訪問は、去年尹炳世（ユン・ビョンセ）外交部長官の、EU、NATO＝北大西洋条約機構本部訪問後の措置で、北韓の核問題をめぐってヨーロッパとの協力が強化されることを期待する」と説明しています。