三星電子の去年10月から12月までの第4四半期の営業利益が、半導体市場の好況などに支えられ、これまでで3番目に高くなりました。
三星電子が24日に発表した去年第4四半期の連結決算によりますと、本業のもうけを示す営業利益は9兆2200億ウォンで、前の年の同じ期間に比べて3.1%増えました。これは、四半期ベースで、これまで3番目に高いものです。
去年第4四半期の売上高は53兆3300億ウォンで、前の年の同じ期間に比べて0.03%増えました。
部門別の営業利益をみますと、半導体部門は4兆9500億ウォンで、過去最高だった2015年7月から9月までの第3四半期を1兆ウォン以上、上回っています。
スマートフォンなどのITモバイル部門の営業利益は2兆5000億ウォン、ディスプレー部門は1兆3400億ウォン、消費者家電部門は3200億ウォンとなっています。
年間では、売上高は201兆8700億ウォンで前年に比べて0.6%増え、営業利益は29兆2400億ウォンで、前の年に比べて10.7%増えました。
売上高は5年連続で200兆ウォン台となり、営業利益は2013年に次いで過去2番目の高さとなっています。