与党セヌリ党を離党した非主流派による新党「正しい政党」は24日午後 、ソウルのオリンピック公園オリンピックホールで結党大会を行い、国会で院内交渉団体となる4党体制がスタートしました。
国会で院内交渉権を持つ政党が4つになるのは、1990年以来17年ぶりです。
正しい政党は、結党大会に先立って、鄭柄国(チョン・ビョングク)党創設準備委員長を党の代表に選んだほか、呉世勲(オ・セフン)前ソウル市長、金在庚(キム・ジェギョン)議員、洪文杓(ホン・ムンピョ)議員、李恵薰(イ・ヘフン)議員を最高委員に選びました。
正しい政党は、党の発足と同時に大統領選挙に向けた本格的な活動に入る構えで、南景弼(ナム・ギョンピル)京畿道知事が25日に、劉承旼(ユ・スンミン)議員が26日に、立候補を表明する会見を行うことにしています。
正しい政党の議席数は31議席で、今後、与党セヌリ党の非主流派に対して離党して正しい政党への入党を呼びかけていく方針です。
正しい政党の正式発足に合わせて、セヌリ党非主流派議員が離党する動きが目立ち始めており、セヌリ党と正しい政党との抗争が激しくなる見込みです。