男性の育児休業取得率が、去年は大きく増加しましたが、依然として10%を下回ったことがわかりました。
雇用労働部が24日、明らかにしたところによりますと、2016年現在、育児休業を取得した男性は7,616人で、前の年に比べて56.3%増加しました。しかし、全体の育児休業者における男性の割合は、前の年の5.6%より2.9ポイント増加した8.5%にとどまっており、依然として10%を下回っています。
企業の規模別でみますと、社員数300人以上の大企業で48.8%と、大企業が中小企業に比べて育児休業の取得が容易であることが分かりました。
雇用労働部の関係者は、「男性の育児休業増加は、女性のキャリア維持と職場文化の改善に肯定的に働くものと期待している」とし、これからもお父さんたちが育児休業を柔軟に利用できる組織文化が拡散するよう努力していく方針だと述べました。