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政治

元文化部長官 「セウォル号事件後、ブラックリストもらった」

Write: 2017-01-25 14:49:23Update: 2017-01-25 16:35:20

元文化部長官 「セウォル号事件後、ブラックリストもらった」

25日、憲法裁判所で開かれた朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾審判第9回弁論に証人として出席した劉震龍(ユ・ジンリョン)元文化体育観光部長官が、2014年の旅客船セウォル号沈没事件後、大統領府青瓦台からいわゆるブラックリストの名簿をもらったと証言しました。
セウォル号が沈没した後、多くの文化人らから政府を批判する声が上がりました。
劉元長官は政権に批判的な芸術家や俳優らおよそ1万人の文化芸術界関係者のブラックリストを作成することは不当だと朴大統領に建議しましたが、一か月後の2014年7月に退任となり、その後、文化体育観光部の長官・次官など要職には朴大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告が推薦した人物が任命されたということです。
また、2013年8月に就任した金淇春(キム・ギチュン)元大統領府秘書室長が、政府を批判する勢力に不利益を与えるべきだと要求し続け、朴大統領が政府を批判する人物への処罰を始めるようになったと主張しました。
また、劉元長官は、「全斗煥(チョン・ドゥファン)独裁政権以降、いわゆるブラックリストはすべて破棄されたのに、30年以上経った今、再びブラックリストが作成されたことは、韓国の民主化の歴史に逆行することだ」と述べています。

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