2017冬季アジア札幌大会組織委員会が選手村としているホテルに、慰安婦強制連行や南京大虐殺を否定する内容の書籍が置かれている問題について、組織委員会は、書籍を撤去することを明らかにしました。
この問題は、韓国選手団が滞在する予定の「アパホテル&リゾート札幌」の客室やロビーに、このホテルチェーンの経営者が書いた、慰安婦強制連行と南京大虐殺などを否定する内容の書籍が置かれていることが明らかになっていたものです。
大韓体育会は、この問題について、アジアオリンピック評議会(OCA)憲章に「競技大会の会場、または、関係エリアにおいては、いかなる政治的、宗教的、人種的な宣伝活動も認められない」と定めているとして、適切な対応を求めていました。
この問題については、中国も抗議していたということです。