大統領権限代行を務める黄教安(ファン・ギョアン)国務総理は30日、アメリカのトランプ大統領と電話会談を行いました。
会談では、韓国とアメリカの強固な同盟関係を再確認し、北韓の核やミサイル開発に対応するためにさらに協力を拡大していくことで合意しました。
北韓が大陸間弾道ミサイルの試験発射を予告していることについては、試験発射を実施すれば、強力な制裁で対応するとの方針を再確認したということです。
また、経済問題では、自由貿易協定をはじめとする両国間の通商問題を両国にともに利益になる方向で発展させていくことでも合意したということです。
韓国政府関係者は電話会談について、同盟関係強化や北韓の核問題への対応などの内容が大部分を占め、友好的な雰囲気だったと説明しました。