2月の臨時国会が、今日から30日間の会期で始まりました。
国会では、1日に開会式、2日から代表演説が行われます。代表演説は、議席数に従い、2日に最大野党・ともに民主党、3日に与党・セヌリ党、6日に国民の党、7日に正しい政党が行います。
また、今月23日と来月2日に本会議を開き、法制司法委員会で成立した法案を審議します。
2月の臨時国会で、与党側は、第19代国会で廃案となった労働関連の4つの法案と規制フリーゾーン特別法などの経済関連法案の成立を、野党側は、選挙権年齢を18歳に引き下げる内容の法案と公職者不正捜査処の新設などを推進するとしています。
一方、政府に対する各党の代表質問については、大統領権限代行を務める黄教安（ファン・ギョアン）国務総理の出席をめぐり、野党は必ず出席すべきだとしている一方で、与党は大統領権限代行として業務を遂行している国務総理が必ず出席する必要はないとして意見の対立を見せており、具体的な日程などはまだ決まっておらず、開会式の直後に4党の院内代表が会合を開いて決めることにしています。