ソウル－釜山間をノンストップで運行する高速鉄道が、早ければことし6月から運行される見通しです。
国土交通部が1日発表した、「第3次鉄道産業発展基本計画」で明らかにしました。この計画は、国内の鉄道産業の現況と成果を評価し、これからの政策方向を提示する5年単位の中長期計画です。
第3次基本計画には、◆ことし6月から7月の間に、ソウル－釜山間で無停車高速鉄道KTXを導入して運行時間を2時間以内に短縮する、◆3つ以下の駅に停車する列車の比率を従来の5％から15％以上に増やす、◆ソウル－光州（クァンジュ）間、水西（スソ）－釜山間、水西－光州間など主要路線でも直通列車を順次導入することを検討する、などが盛り込まれました。
さらに国道交通部は、最高時速430キロで走る新型の高速鉄道車両、HEMU-430Xなどの次世代高速鉄道の運行のために、これから10年間、高速鉄道の線路や信号などの施設を改良する作業を集中的に推進する方針です。