高齢のタクシー運転手による事故が増えていることを受けて、政府は、高齢運転手に対し、運転能力を確認するための資格維持検査を導入することになりました。
国土交通部は3日、こうした内容を柱とする旅客自動車運輸事業法施行規則改正案をまとめ、立法予告すると発表しました。
改正案によりますと、65〜69歳のタクシー運転手は3年ごとに、70歳以上は毎年、資格維持検査を受けることになります。注意力を確認する検査が中心になるということです。
国土交通部の関係者は、「資格維持検査の導入により、安全なタクシー産業の環境を整備していく」と話しています。