次の大統領候補の支持率の世論調査で、最大野党「ともに民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)元代表が依然として圧倒的な1位となっています。
世論調査会社の韓国ギャラップが今月1日、2日の2日間、全国の成人男女1003人を対象に行った調査で、文在寅元代表の支持率が32%で、圧倒的な1位となっています。
先月13日に比べると1ポイント、1か月前に比べると3ポイント上昇しています。
2位は安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道(チュンチョンナムド)知事で10%、3位は黄教安(ファン・ギョアン)国務総理で9%でした。
野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)前代表と李在明(イ・ジェミョン)城南(ソンナム)市長は、いずれも7%となっています。
1か月前に比べて支持率の上昇幅が最も大きいのは、安熙正忠清南道知事で、3%から10%へと、7ポイント上昇しています。また、黄教安国務総理の支持率の上昇幅も6%と、上昇が目立っています。
1日に立候補しない意向を示した潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長の支持率は8%でした。ギャラップは、「1日午後、潘基文前事務総長が立候補しない意向を示して以降、潘前事務総長を支持するとした人の数が大幅に減った」と説明しています。
政党支持率は、「ともに民主党」41%、「セヌリ党」11%、「国民の党」10%、「正しい政党」8%などの順でした。