アジア・太平洋地域のスマートフォン市場で、三星電子のシェアが5位に下がったことが分かりました。
アメリカの市場調査会社「ストラテジー・アナリティクス」が5日に公表したまとめによりますと、昨年10~12月までの3カ月間、アジア・太平洋地域での三星電子のシェアは9.4%で、5位でした。
1位は中国の新興メーカーのOPPO、2位はアメリカのアップル、3位は中国のファーウェイ、4位は中国のVivoでした。
三星電子は昨年1~9月までこの地域でシェア1位を守っていましたが、順位が下がったのは、「ギャラクシーノート7」の発火問題で生産と販売を打ち切ったことで、中国やインドなどの市場でシェアが大きく減ったためと分析されています。
三星電子は4~6月にかけて予定されている新製品の「ギャラクシーS8」の発売を契機に盛り返しを図っていくことにしています。