海外投資家が保有する韓国株が500兆ウォンを超えました。
金融監督院が5日に公表したまとめによりますと、先月末の時点で海外投資家が保有する上場株式の時価総額は501兆9600億ウォンで、初めて500兆ウォンを超えました。
これは全体の時価総額の32%に当たります。
昨年1月末の時点で海外投資家が保有する上場株式の時価総額は403兆9550億ウォンで、全体の時価総額に占める割合は28.1%でしたが、海外投資家は昨年6月からことし1月まで、11月を除いてはすべて買い越し、保有額が増えたものです。
海外投資家が韓国の株式市場で買い越しているのは、グローバル市場の景気回復への期待感が高まる一方で、三星電子の業績が改善していることによるものと分析されています。
中でもアメリカ系海外投資家の保有額は先月末の時点で206兆5000億ウォンで、海外投資家保有額全体の41.1%を占め、次いでヨーロッパ系、アジア系、中東系の海外投資家の韓国株保有額が多くなっています。