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社会

口蹄疫 発生地域2か所のウイルスが一致

Write: 2017-02-08 14:55:21Update: 2017-02-08 15:47:46

口蹄疫 発生地域2か所のウイルスが一致

忠清北道(チュンチョンブクト)報恩(ポウン)郡と全羅北道(チョンラブクド)井邑(チョンウプ)市で発生した口蹄疫のウイルスが、同じ遺伝子型であるとこがわかりました。
農林畜産食品部が8日、明らかにしたところによりますと、今月6日に全羅北道・井邑市で発生した口蹄疫ウイルスへの精密検査を行った結果、5日に忠清北道・報恩で発生した口蹄疫と遺伝子型が一致したということです。今回確認されたウイルスの遺伝子型は2015年、バングラデシュで発生したウイルスと99.5%の相同性を見せています。
農林畜産食品部は、この二つの地域が170キロ以上離れているため、直接的な関係はないとみており、このウイルスがいつ頃国内に流入したかなどについて追跡調査を集中的に行っているとしています。
一方、去年、農林畜産食品部は全国の牛・乳牛のワクチン抗体保有率が97.5%だと発表しましたが、検疫本部が口蹄疫が発生した農家から3キロ以内に位置する農家を対象に一斉調査を行った結果、OIE=国際獣疫事務局が提案するワクチン抗体保有率80%に及ばない農家が半分以上に上るほか、今回口蹄疫が発生した農家の抗体保有率は報恩が20%、井邑が5%でした。
現在、国内で使われているワクチンは、国内の口蹄疫ウイルスと遺伝的な違いがあるため、きちんと接種を行っても抗体ができない可能性があり、ワクチン自体に問題があるという懸念が広がっています。
こうした議論は2015年から提起されていますが、まだ使用許可を得た代替ワクチンがない状態です。

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