日本の文部科学省は28日、国内の外国人高校卒業者の日本の大学入学資格について、朝鮮総連系の高校など、アジア系の民族学校卒業生にも枠を広げる方針を明らかにしました。これは、大学入学資格をアメリカやイギリスなどインターナショナルスクールに限定するとした当初の方針に対して、文部科学省宛てにe-mailや葉書などで反対意見が殺到したことによるもので、文部科学省がこのように方針を変更したのは極めて異例のことです。文部科学省は、今月6日、アメリカやイギリスの民間評価機関が承認した16のインターナショナルスクールの卒業生に限って大学入学資格を与える方針を発表し、朝鮮総連などが民族差別だとして強く反発していました。