潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長がアメリカのハーバード大学の教授を務めることになる見通しです。
アメリカ在住のジャーナリスト、アン・チヨン氏は10日、自身のブログで、潘基文氏が9月からハーバード大学の公共政策大学院で講義する予定だと伝えました。
潘基文氏は国連事務総長退任後、ハーバード大学から、公職などで優れた功績を残した人に提供される終身教授職の特別招聘教授(Distinguished service professor)の提案を受けていたとされています。
潘基文氏は5~6月にかけてアメリカに向けて出国し、9月からハーバード大学で講義する予定だということです。
潘基文氏は次期大統領選挙の有力候補として取り沙汰されましたが、2月1日に不出馬を宣言し、その後の動きに関心が寄せられていました。
潘基文氏は現在、ユニセフのケニヤ事務所に務める次女に会うため、ケニヤに滞在しています。