与野党は憲法裁判所で大統領の弾劾訴追の可否が決定すれば、その結果をそのまま受け入れることで合意しました。
与党「自由韓国党」の鄭宇澤(チョン・ウテク)院内代表は13日、与野党4党の院内代表による会合で、憲法裁判所で大統領の弾劾訴追の可否が決定すれば、可否に関係なく、その結果を不服とせずに受け入れることで合意したと述べました。
国会では13日、丁世均(チョン・セギュン)国会議長が主催する与野党4党の院内代表による会合が開かれ、与党「自由韓国党」の鄭宇澤院内代表が憲法裁判所の判断を不服とせず受け入れることを提案、野党の院内代表も同意したということです。
一方、これに先立って保守系新党の「正しい政党」は、憲法裁判所が大統領の弾劾訴追を認めない場合、責任を取って所属議員全員が辞職することを決めました。
「正しい政党」は12日に開かれたワークショップで、憲法裁判所のいかなる決定も受け入れるものの、憲法裁判所が弾劾訴追を棄却する決定を出す場合、弾劾訴追に加わった責任を取って所属議員全員が辞職することを決めたものです。
また、憲法裁判所が弾劾訴追を認める判断を示す場合、与党「自由韓国党」の議員は責任を取って辞職すべきだと主張しました。