きょう14日はバレンタインデーです。ことしは3年ぶりの平日で、職場などで配る「義理チョコ」の購入が増え、売上げが大幅に伸びていることがわかりました。
大型スーパーマーケット「Eマート」によりますと、今月2日から11日までのチョコレートの売上は、去年の同じ期間に比べて43％増えたということです。
ことしのバレンタインデーは3年ぶりの平日で、職場などで配る「義理チョコ」の購入が増えたことが背景にあるものとみられています。
業界では、2月と3月の2か月間のチョコレートの売上げが年間の売上げの30％を占めていると推計しています。なかでも、バレンタインデー前後の売上拡大が目立っていて、コンビニチェーンの「CU」では、去年2月1日から15日までに売れたチョコレートのうち、バレンタインデーを挟んだ13日から15日までの3日間に売れたのが50％を超えています。
最近では、輸入チョコレートの割合も拡大していて、去年のチョコレートを含む菓子の輸入額は、前の年に比べて9％増えています。
需要拡大に伴って値段も上がっています。統計庁によりますと、韓国でのチョコレートの値段は、2007年から上がり続け、この9年間で、78％も上昇したということです。