朴槿恵大統領の弾劾を求めるろうそく集会が、朴大統領の就任4年目となる今月25日に、これまでで最大規模で開かれるのに対して、弾劾棄却を求める集会も、独立運動記念日「3・1節」の来月1日、開かれるとされ、賛成・反対派の対立がさらに激しさを増しています。
労働者・市民・農民らの団体からなる「民衆総決起闘争本部」は14日、朴大統領の弾劾を求めるろうそく集会を朴大統領の就任4年目となる25日にソウル・光化門広場で開く計画を明らかにしました。
今回の集会は、これまでで最大規模になると見込まれています。
これに対抗する形で、一部の保守団体は「3・1節」の来月1日、ソウル光化門、ソウル駅、東大門など都心の6か所で弾劾棄却を求める大規模集会を開くと発表しました。
朴大統領に対する憲法裁判所の弾劾審判と特別検察官の捜査が山場を迎えているなか、弾劾への賛成・反対派の対立がさらに激しさを増しています。