朴槿恵(パク・クネ)大統領に絡む疑惑と親友の崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件を調べている特別検察官の捜査チームは16日、今月28日までとなっている捜査期間の延長を求める申請書を黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行に提出しました。
特別検察官の捜査チームの報道官が16日の定例会見で明らかにしました。
特別検察官の捜査期間は合わせて90日で、20日間の準備期間を経て、去年12月21日に公式に始まった捜査は、今月28日に終了となります。
期間の延長は終了3日前までに申請するようになっていますが、捜査の対象が多いことなどから、早めに申請したということです。
期間の延長は大統領の承認を得れば、1回に限り30日間の延長が可能です。現在、朴大統領は職務停止となっているため、承認の権限は、黄教安大統領権限代行にあります。