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国際

三星経営トップの逮捕 S&P「格付けに影響しない」

Write: 2017-02-21 10:27:21Update: 2017-03-09 18:02:50

三星経営トップの逮捕 S&P「格付けに影響しない」

韓国最大の財閥企業、三星グループの事実上の経営トップである三星電子の李在鎔(イ・ジェヨン )副会長が、朴槿惠(パク・グネ)大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告らへの贈賄などの容疑で今月17日、逮捕されたことについて、アメリカの格付け会社「スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、「三星電子の格付けに及ぼす影響はない」という見方を示しました。
「スタンダード・アンド・プアーズ」は20日、韓国に関する報告書で「李副会長の逮捕が三星電子の日常的な営業活動に及ぼす影響は限られるとみられる。三星電子は半導体事業の高い収益性に支えられ、ことしも好調な業績を維持するだろう」という見方を示しました。
また、「去年末の時点でおよそ73兆ウォンに上る現金保有額が、三星電子の格付けを支えている」と話しました。
しかし、「李副会長の捜査が長引けば、三星電子の評判やブランド・イメージにも負の影響を与えかねない。合併買収のような重要な戦略的意思決定が遅れる可能性もある」と指摘しました。
これに先立ち、別の格付け会社の「フィッチ・レーティングス」や「ムーディーズ」も今月17日、「李副会長の逮捕は三星電子の格付けに影響しない」という見方を示しています。 

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