島根県が22日、「竹島の日」の行事を行ったことを受け、ソウル都心で「竹島の日」を糾弾する大規模行事が行われました。
韓国の民間団体、「独島(トクド、日本でいう竹島)財団」と「独島を守る国民運動本部」などは22日午後、ソウルの光化門(クァンファムン)広場で「独島愛文化祭り」を開きました。
今回の行事は、日本側が「竹島の日」の関連行事に5年連続で内閣府の政務官を出席させるなど、この行事を準政府レベルの行事に格上げしたことに対抗するため開かれました。この日の行事には、慶尚北道(キョンサンブクド)の金寛容(キム・クァンヨン)知事が出席して「竹島の日」を糾弾する決議文を朗読したほか、光化門広場を人間の帯で結ぶ「独島を守るための平和の歩き」イベントが行なわれました。
このほかにも、鬱陵島(ウルルンド)とソウルの日本大使館前でも関連団体が集まり、「竹島の日」を糾弾する行事を行いました。
島根県の「竹島の日」の記念式典に、日本政府が今年も内閣府の政務官を出席させたことに対し、韓国外交部の鄭炳元(チョン・ビョンウォン)東北アジア課長はは22日、在韓日本大使館の鈴木秀生総括公使を呼び、抗議しました。