朴槿恵大統領の就任から丸4年となった25日、ソウル中心部では大統領の退陣や弾劾を要求する17回目の集会と、弾劾に反対する保守派の大統領支持勢力による集会がそれぞれ開かれました。
韓国社会言論研究所が26日に公表した世論調査の結果を見ますと、78.3％が、憲法裁判所が大統領の弾劾訴追を認める判断を出すべきだと答えました。
国会で大統領の弾劾訴追案が可決された昨年12月9日以降、大統領の弾劾を要求する意見は80%前後で推移しています。
また、憲法裁判所が弾劾訴追を認める判断を出す場合、大統領の身柄を拘束し、疑惑を捜査すべきだとする意見も76.5％を占めました。
ソウルでは今月に入ってから、弾劾に反対する大統領支持勢力による集会が開かれていますが、世論は依然として大統領の退陣や弾劾を求める方へ傾いています。