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韓半島

北韓外務次官 中国外相と会談

Write: 2017-03-02 11:15:04Update: 2017-03-02 11:15:04

北韓外務次官 中国外相と会談

中国を訪問中の北韓の李吉聖(リ・ギルソン)外務次官が現地時間の1日、北京で中国の王毅外相と会談しました。
中国外務省によりますと、この日の会談で李外務次官は、「北韓と中国の友好関係は両国の共同財産であり、北韓は両国の関係を発展させていくために中国と協力することを望んでいる」としたうえで、「北韓は、韓半島問題を解決するため、中国と対話する意向がある」と述べたということです。
これについて王毅外相は、「中国と北韓は互いに連結しており、中国は両国間の伝統的な友好関係を強化・発展させていくという立場を貫いている」とし、「中国は北韓とのコミュニケーションを活発化し、両国の関係を安定的に発展させていくことを望んでいる」と答えました。
会談では、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏がマレーシアで殺害された事件を受け、中国が北韓産石炭の輸入を暫定中断したことについても議論が行われたものとみられています。
一方、中国外務省の耿爽報道官は1日の定例会見で、先月28日、ロシアのモルグロフ外務次官が中国を訪問し、孔鉉佑外務次官補との会談を行った際、両国ともにサードの韓国配備に強い不満を持っていることを確認したとしながら、改めてサードの韓国配備計画を中止することを求めました。さらに、今回の李外務次官の訪中も含め、北東アジア国々とのコミュニケーションを維持し、対話と交渉を通じてこの問題を解決していくと述べました。
こうした中国の発言については、サードの韓国配備問題をめぐり、中国が北韓、ロシアとの関係を強化する意思をほのめかしたという分析も出ています。

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