小中高校に通う児童・生徒の氏名や生年月日などの個人情報が記載されている公的書類の内容を、ことしの新学期から、担当教師が政府のデータに直接アクセスして確認できるようになりました。
これまでは、小中高校に通う児童・生徒の身元を確認するため、保護者は児童・生徒の個人情報が記載されている住民登録謄本や外国人登録証明書などの紙の公的書類を用意し、学校側に提出するよう求められていました。
しかし、教育部が5日、明らかにしたところによりますと、ことしの新学期からは教師が政府のデータに直接アクセスし、担当する児童・生徒の情報を確認できるようになるということです。
これについて教育部は、児童・生徒の保護者が区役所などで書類を発行したり、書類提出のため学校に訪問したりするなどの手間が省けると説明しています。