大統領の親友の崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件について、政府から独立して捜査にあたってきた特別検察官の捜査期間が終了したことから、捜査を引き継ぐ検察の特別捜査本部が再び設置されました。
ソウル中央地方検察庁は6日、この事件をめぐって去年、特別検察官が設置されるまで捜査を担当してきた特別捜査本部を再編して、再び設置し、特別検察官の捜査を引き継ぐと発表しました。
特別捜査本部は、本部長を務める李永烈(イ・ヨンリョル)ソウル中央地検長を含めて合わせて32人体制となります。
今後、朴大統領の収賄疑惑をはじめ、大統領府青瓦台の禹柄宇(ウ・ビョンウ)元民政首席秘書官の不正疑惑などについて捜査することになりそうです。
特別捜査本部は、「先週末から特別検察官から受け継いだ資料を検討している。法律と原則にしたがって厳正に捜査する」としています。