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社会

「Google Doodle」にイ・テヨン氏が登場

Write: 2017-03-09 11:56:00Update: 2017-03-09 16:48:29

「Google Doodle」にイ・テヨン氏が登場

Googleが祝日や記念日をGoogle検索のトップページでロゴを変えて祝う「Google Doodle」。
3月8日の「国際女性デー」を記念して作られた「Google Doodle」に、 韓国初の女性弁護士で、社会運動家のイ・テヨンさん(1914~1998)が登場しました。
イ・テヨンさんは、女性の地位向上のために取り組んだ世界の13人の一人として紹介されているもので、イ・テヨンさんのほか、メキシコの女性画家、フリーダ・カーロ、南アフリカ共和国の歌手で、黒人人権運動家のミリアム・マケバ、世界初のコンピュータープログラマー、エイダ・ラブレスらが紹介されています。
イ・テヨンさんは、女性としては初めてのソウル大学法学部卒業生で、初めての司法試験合格者です。しかし、当時の社会通念からして、裁判官には任用されず、弁護士として活動を始めました。イ・テヨンさんは、子どもが父方の名字を受け継ぎ、父方の戸籍に入籍するという内容の「戸主制度」や、姓が同じで、その姓の発祥地も同じである「同姓同本の男女の結婚を禁止する規定」の廃止などに中心となって取り組み、社会運動家としての道を歩みました。
また、独裁政権に抵抗して拘束された人々のために無料の弁論支援に乗り出すなど民主化運動にも参加し、1977年に弁護士の資格が剥奪され、1980年に復権しました。

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