朴槿恵(パク・クネ)大統領が大統領の職を罷免されたことで、60日以内に大統領選挙が実施されることになりました。
大統領選挙は5月9日の実施が有力視されており、一気に選挙モードに突入します。
有力候補の中では、弾劾を主導した最大野党「ともに民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)元代表が支持率トップに立ち、野党優位に進むとみられています。
世論調査会社の韓国ギャラップが今月7日から3日間、全国の成人男女1005人を対象に行った次の大統領候補の支持率の世論調査で、文在寅元代表の支持率は32%で、先週に比べて2ポイント下がっています。
2位は安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道(チュンチョンナムド)知事で、17%と、先週に比べて2ポイント上がりました。野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)前代表は9%、李在明(イ・ジェミョン)城南(ソンナム)市長は8%となっています。
一方、保守陣営では、黄教安(ファン・ギョアン)国務総理がトップになっていますが、支持率は9%と低く、保守系新党「正しい政党」の劉承旼(ユ・スンミン)議員は1%となっています。