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政治

朴槿恵氏、最後まで憲法裁決定に不服か

Write: 2017-03-13 14:09:17Update: 2017-03-13 14:12:25

朴槿恵氏、最後まで憲法裁決定に不服か

朴槿恵前大統領は12日夜、大統領府官邸を退去し、ソウル市江南(カンナム)区の自宅に戻りましたが、大統領府青瓦台報道官を務めた自由韓国党の閔庚旭(ミン・ギョンウク)議員を通じて、「時間はかかるだろうが、真実は必ず明らかになると信じている」とのメッセージを出し、批判を浴びています。
韓国メディアは、検察と特別検察の取り調べに応じず、憲法裁判所の審議にも出席しなかった朴槿恵氏が、最後まで憲法守護の義務をないがしろにしたとして、一斉に批判しました。
朴槿恵氏のこうしたメッセージについては、憲法裁判所が決定文で「崔順実(チェ・スンシル)被告の個人的な利益を追求するために大統領が地位と権限を乱用した」としていて、憲法裁判所の決定を受け入れる立場を示す場合、刑事的な責任をも認めることにつながり、憲法裁判所の決定を受け入れるとの立場を示すのは事実上難しかったずだとの指摘も出ています。
関係筋は、憲法裁判所の決定を受け入れるとすれば、各種の嫌疑を認めることになり、残った支持層までも背を向ける可能性があるとして、今後の検察の取り調べを受ける過程でも、朴槿恵氏が権限乱用などを認めることはないだろうとしました。
朴槿恵氏の側近からは、2、3年後には弾劾について新たな評価が出てくるだろうとする声も出ていますが、憲法裁判所が大統領の罷免を決定したあとに行われた各種の世論調査では、憲法裁判所の決定を支持するとの答えが80%以上を占めています。

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