アメリカのペンス副大統領が来月半ばに韓国を含めアジア4か国を歴訪すると、現地のメディアが政府関係者の話として13日伝えました。
具体的な日程はまだ決まっていないということです。
韓国訪問では、北韓の挑発が相次いでいることから、北韓問題での協調を確認するとみられています。また、中国が反発を強めているアメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の韓国配備など、外交・安全保障における主な懸案が議論されるものとみられています。
日本訪問では、日米両国間の経済懸案について話し合われる見通しで、アメリカがTPP=環太平洋パートナシップ協定からの離脱を決めているなか、両国の経済関係について意見を交わすものとみられています。
アメリカのティラーソン国務長官が今週中に韓日中3か国を訪問するのに続いて、ペンス副大統領がアジア歴訪を進めていることがわかり、トランプ政権がアジア重視の姿勢を示しているものと受け止められています。