韓国の先月の失業者数が135万人となり、1990年代後半のアジア通貨危機以降、最も多くなりました。
統計庁が15日にまとめた「2017年2月の雇用動向」によりますと、先月の失業者数は、前の年の同じ月に比べて3万3000人増えた135万人でした。
これは、アジア通貨危機の影響で、失業者数が大幅に増えた1999年8月以降、最も多くなったものです。
企画財政部の関係者は、失業者数が大幅に増えたことについて、「内外の不確実性が増していること、内需が振るわないこと、製造業分野で構造調整が行われたことが影響している」とした上で、財政投入を通じて、消費や投資を活性化させ、雇用活性化に取り組んでいくとしています。