黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行は、15日午後2時、臨時閣議を開き、第19代大統領選挙を、5月9日に実施すると発表しました。
これまでに例のない5月に行われる大統領選挙になります。
選挙まではあと2か月も残っていないため、各政党の動きは一気に加速するとみられます。
一方、保守系の有力な大統領候補として名前があがっていた黄権限代行は閣議の冒頭、大統領選挙に出馬しない考えを明らかにしました。
黄権限代行は、「安定した国政運営や厳正な選挙の実施のためだ」とし、大統領権限代行としての役割に専念するとしました。
5月9日は、選挙の参加率を高めるため、臨時公休日になります。