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政治

韓国軍へのサイバー攻撃が急増 中国のIP使用

Write: 2017-03-22 10:22:11Update: 2017-03-22 15:30:53

韓国軍へのサイバー攻撃が急増 中国のIP使用

アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の韓国配備が本格的に進められているなか、韓国軍を対象にしたサイバー攻撃が急激に増えていることがわかりました。
中国のIPを使っていることから、サードの配備に不満をもつ中国による攻撃ではないかという見方が出ています。
韓国軍に対するサイバー攻撃は、これまでは週に1、2件でしたが、ロッテとの間でサード配備のための敷地の交換手続きが進められていた先月9日から1週間の間は43件と急激に増えました。
また敷地の交換契約を結んだ先月末からの週は19件、今月に入ってサードが韓半島に展開された週は25件と、この1か月間で130件あまりに上っています。
攻撃は、中国のIPを使って行われ、国防部、防衛事業庁、国防科学研究所などサードの配備と関係のある機関のホームページが集中的なターゲットとなっています。
韓国軍の関係者は、「攻撃の試みは増えているものの、いまのところ、実際のハッキング被害はない。攻撃が増加した時期や、IPなどからして、サード配備に不満をもつ中国側からの攻撃の可能性が高いとみている」と話しています。
韓国政府は、ほかの分野にもサイバー攻撃が広がる恐れがあるとみて、体制を強化しています。 

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