去年の年間婚姻件数が、1974年以来の低い水準だったことが分かりました。
統計庁が22日に発表した「2016年結婚・離婚統計」によりますと、去年の年間婚姻件数は28万1600件で、前の年に比べて2万1200件減少したということです。これは、1974年に25万9100件を記録して以来の低い水準です。
人口1000人当たりの年間婚姻件数も、統計を取り始めた1970年以降、もっとも低い5.5件でした。
年間婚姻件数が減少した理由としては、不況によって失業率が増加したことや、結婚適齢期の20代後半から30代前半の人口が前の年に比べて男性は2.1%、女性は2.7%減少したことなどが挙げられています。