韓国に春の訪れを告げる桜祭り、「鎮海(チネ)軍港祭(グナンジェ)」が、南海岸の鎮海で始まりました。
「鎮海軍港祭」は、韓国一といわれている慶尚南道昌原市鎮海区の桜の開花に合わせて、毎年3月末から4月初めにかけて行われており、今年で55回目です。
開幕前日の3月31日夜は前夜祭が行われ、立ち並ぶ夜店に囲まれた中園ロータリーでは歌や踊りが祭りの雰囲気を盛り上げました。36万本もある桜は、ことしはほぼ満開になっていて街全体が淡いピンク色に覆われています。
鎮海軍港祭は10日まで行われ、海軍軍楽隊の演奏やパレード、海上花火が行われて大勢の観光客でにぎわい、日本からの観光客も詰めかけます。