朴槿恵前大統領が4日、検察の取り調べを受けます。
朴槿恵前大統領は先月31日に逮捕され、逮捕後に検察の取り調べを受けるのはこれが初めてです。
朴槿恵前大統領の取り調べは、警護などの理由で、検察が拘置所に出向いて調べを進めます。
一方、朴槿恵前大統領と崔順実(チェ・スンシル)被告に433億ウォンの賄賂を供与した疑いで起訴された三星(サムスン)電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)被告の公判が7日から本格的に始まります。
李在鎔被告は2015~16年にかけて、経営権確立に向けた協力を獲得する見返りに、崔被告が私物化していたとされる財団に多額の資金を提供するよう指示したほか、崔被告の娘がドイツで馬術訓練を受けるための馬の購入・飼育費用を提供するよう指示したとされています。
李在鎔被告は容疑を全面否認していて、朴前大統領側も「不正な請託は受けていない」と否定しています。
朴槿恵前大統領の指示で、朴前大統領に批判的な文化人や芸能関係者を記載した「ブラックリスト」の作成を主導したとされ、職権乱用で起訴された金淇春(キム・ギチュン)前大統領秘書室長と趙允旋(チョ・ユンソン)前文化体育観光部長官の初公判は6日に開かれます。