月に1回、午後4時に退社する「家族とともに過ごす日」の制度が、今月から一部の政府部署で試験的に実施されます。
制度が実施されるのは、企画財政部、文化体育観光部、中小企業庁、気象庁などで、企画財政部と気象庁は毎月最後の週の金曜日を、文化体育観光部と中小企業庁は、毎月最後の週の水曜日を4時に退社する日にするということです。
4月の試験実施を経て、5月からはすべての政府部署に拡大するということです。
政府は、この制度を民間企業にも拡大したい考えですが、労使協約が必要なため、実際に導入が進むかどうかは不透明です。
政府はことし2月に消費促進案として、月に1回、月曜日から木曜日までの4日間の勤務時間を1日30分ずつ増やし、金曜日は「家族とともに過ごす日」として2時間ほど早めに退社させ、家族と買い物や外食などを楽しめるようにすることで消費を促進させる案を打ち出しています。