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社会

中国のサード報復措置 中国旅行が減少

Write: 2017-04-04 10:21:00Update: 2017-04-04 11:30:08

中国のサード報復措置 中国旅行が減少

アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の韓国配備に対する中国の報復措置が取られて以降、中国を訪れる韓国人観光客の数も減る傾向にあることがわかりました。
韓国の大手旅行会社「ハナツアー」が3日、発表したところによりますと、先月の海外旅行者数は26万9000人あまりで前の年の同じ月に比べておよそ27%増えたということです。
旅行先別では、東南アジアが38%でもっとも多く、日本が34%、中国が15%、ヨーロッパが7%の順で、東南アジア、日本などは前の年に比べて大きく増えたのに対して、中国はやや減っていました。
また今月29日から来月7日までのゴールデンウィークに海外旅行に出かける韓国人は、7万7000人と見込まれますが、そのうち近隣の旅行先では、東南アジアは44%、日本は19%、中国は13%と、中国を訪れる観光客がもっとも少なくなっています。
ハナツアーは、中国国内のロッテマートの営業停止や中国人観光客の韓国への団体旅行の禁止など、サードの韓国配備に対する報復措置が相次いでいることで、中国旅行を避ける雰囲気が生まれているとみられると説明しています。

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