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国際

尹炳世外交部長官 ICC所長と会談

Write: 2017-04-05 10:23:57Update: 2017-04-05 10:23:57

尹炳世外交部長官 ICC所長と会談

尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は4日、ソウルの政府庁舎でICC=国際刑事裁判所のフェルナンデス所長と会談し、北韓の人権問題などについて話し合いました。
外交部によりますと、会談で尹長官は、「この数年間、国連の総会や人権理事会などで北韓の人権問題のICCへの付託や責任糾明を促す声が高まっている。北韓の人権問題についてICCも関心を持ってほしい」と伝えました。
フェルナンデス所長は、ICCの設立当時から中核メンバーとして多方面で活動を支援している韓国に対し感謝の意を表したうえで、「引き続き協力を強化し、ICCの役割がさらに拡大することを期待する」と述べました。
国際社会からは、北韓の政治犯収容所や出稼ぎ労働者の人権問題、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏の殺害など人権に反する犯罪行為についての責任を問うため、国連の安全保障理事会が、金正恩党委員長をはじめ、北韓指導部をICCに提訴しなければならないという声が出ていますが、常任理事国の中国などの反対で進展がみられない状態です。
フェルナンデス所長は4日と5日にソウルで開かれるアジア太平洋地域の協力に関するハイレベル・セミナーに出席するために韓国を訪れています。

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