ことし初めての日本脳炎注意報が出されました。
疾病管理本部は4日、韓国南部の済州(チェジュ)島で日本脳炎ウイルスを媒介する蚊が発見されたことを受けて、全国に日本脳炎注意報を発令しました。
日本脳炎注意報は毎年、日本脳炎を媒介する蚊が確認された時点で出されます。
日本脳炎ウイルスに感染しても、多くの人は症状が現れなかったり、熱を伴う軽い症状で治まりますが、稀に命に関わる神経系の症状が現れるため、注意が必要です。
去年、韓国では日本脳炎ウイルスに28人が感染し、このうち3人が死亡しました。
疾病管理本部は、4月から10月までの期間中に蚊の活動が増えるとして、生後12か月から12歳までの乳幼児・子どもに日本脳炎の予防接種をするよう呼びかけています。