食品や燃料費などを含む先月の生活物価指数が、前の年の同じ月に比べて2.8%の上昇率 となり、5年2か月ぶりの高水準となりました。
生活物価指数は、コメ、豆腐、インスタントラーメンなど、一般の消費者がよく購入する食品と、上下水道料金、電気料金などのサービス料金など合計142品目を対象に作成する指数で、実際に消費者が感じる物価を把握できるとされています。
生活物価指数が上昇したのは、石油類の値上がりが影響したとみられ、前年同月比で14.4%上昇し、2011年11月以降、もっとも大きい上昇幅となりました。
政府は、石油類や農産物の需給や価格安定のための対策を打ち出す方針です。