国連の安全保障理事会は6日、北韓のミサイル発射を強く非難する報道機関向けの声明を発表しました。
声明では、北韓による5日の発射について、安保理決議への「重大な違反」だとして、あらためて強く非難し、挑発を控えるよう求めました。
報道機関向けの声明に法的拘束力はありませんが、安保理理事国15か国すべてが承認する必要があり、安保理の一致した意思を示すことができます。
報道声明の発表を受けて、韓国外交部は7日、「中国、ロシアを含む安保理の全理事国が結束して北韓の挑発に対し、迅速に断固とした糾弾の立場を示したことを評価する」と表明しました。
北韓は5日朝、韓半島東の海、東海に向けて中距離弾道ミサイルとみられるミサイル1発を発射しましが、60キロ飛んだ時点で東海に墜落しました。