中国の6か国協議首席代表を務める武大偉・韓半島問題特別代表が10日、韓国を訪れます。
韓国外交部によりますと、武大偉特別代表は外交部の金烘均(キム・ホンギュン)韓半島平和交渉本部長に会い、北韓の核やミサイル開発への対応について協議する予定です。
武大偉特別代表と金烘均韓半島平和交渉本部長による協議は昨年12月以来、4カ月ぶりです。
韓国外交部の関係者は、今回の協議は米中首脳会談後に行われることもあって、米中首脳会談後の中国政府の動きを把握する機会になるだろうとしています。
アメリカのトランプ大統領は、北韓の核やミサイル開発について、中国が協力しなければ、アメリカ政府として単独で問題に対応する用意があるとの立場を示していて、中国の出方に関心が寄せられています。
一方、アメリカのペンス副大統領がアジア・太平洋地域の4カ国を訪問することになり、16~18日までの日程で韓国を訪れる予定で、韓国側に米中首脳会談の結果や後続措置について説明するものとみられます。