メニューへ 本文へ
Go Top

韓半島

北韓が最高人民会議を開催 対外メッセージに注目

Write: 2017-04-11 13:52:55Update: 2017-04-11 15:32:19

北韓が最高人民会議を開催 対外メッセージに注目

北韓は11日、平壌(ピョンヤン)で、国会にあたる最高人民会議を開催します。
北韓の最高人民会議は、憲法や法律の改定、国家機関の人事の決定などを行う会議で、国際社会が圧力を強めるなか、北韓が今回、核やミサイル開発に関連した決定やメッセージを出すかどうかに関心が集まっています。
北韓の労働新聞は11日、社説のなかで核とミサイルの開発を金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の業績として強調し、先制打撃はアメリカの独占物ではないとする論評を掲載するなど、強硬な姿勢を示しています。
また、北韓外務省の報道官は10日、アメリカ海軍が原子力空母カール・ビンソンを韓半島近海に派遣したことについて、「自らの横暴な行為がもたらす破局的結果について、全面的に責任を負うのはアメリカだ」と反発しています。
こうしたことから、今回の会議でも、アメリカに対する強硬路線を再確認するものとみられています。
特に、今回の会議は、アメリカのトランプ政権発足後初めての開催となるうえ、金正恩(キム・ジョンウン)体制発足5周年にあたることから、政策的なメッセージの発信などがあるか注目されます。
また、今回の最高人民会議では、人事改編が予想されていて、1月に解任されたと伝えられる金元弘(キム・ウォンホン)前国家保衛相を国務委員会から除名し、新たな国家保衛相を国務委員に選出するとみられています。
会議には、金正恩委員長も党第1書記に推戴されてから5年にあたることから出席する可能性が高いと予想されています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >