イタリアで11日に閉幕した主要7か国(G7)外相会議で、北韓の核実験と弾道ミサイル発射を糾弾する共同声明が採択されました。
イタリア中部ルッカで10日から2日間の日程で開かれたG7外相会議では、最終日の11日、核実験やミサイル発射を繰り返す北韓を「最も強い表現」で糾弾し、北韓に核実験などの自制を求める共同声明を採択しました。
特に声明では、北韓による脅威が「新たな段階に入った」と指摘し、北韓の核を完全かつ検証可能で不可逆的な形で廃棄すべきだと求めました。
声明が採択されたことについて、外交部の当局者は11日、「北韓の脅威について国際社会が強い警告のメッセージを送るという意味がある」として歓迎しました。
また、北韓に対して「挑発に踏み切れば、国連安全保障理事会だけでなく主要国の独自制裁など北韓が耐えがたい懲罰的措置がとられるだろう」と警告しました。