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社会

白頭大幹「トラの森」 新たに白頭山トラ2-3頭放す 

Write: 2017-04-12 13:54:23Update: 2017-04-12 14:17:09

白頭大幹「トラの森」 新たに白頭山トラ2-3頭放す 

白頭山トラを放し飼いする「トラの森」造成事業が進められている慶尚北道(キョンサンブクド)奉化郡(ポンファグン)にある文殊(ムンジュ)山で、7月までに、白頭山(ペクドゥサン)トラ2-3頭が放されます。
「トラの森」には、ことし1月、オスのトラ2頭が移送されてきましたが、
このうち1頭は移送から9日目に死んでいます。
解剖の結果、慢性腎不全で腎臓の機能が損なわれ、尿毒症、肺炎などの合併症を発症していたということで、移送される前から病気があったトラが、移送による刺激やストレスによって病状が急激に悪化したとみられています。
このため、山林庁では、当初、4月中に新たなにトラ2-3頭を移送する計画を急きょ変更し、健康診断に時間をかけて、7月までに移送を終える方針です。
今度新たに移送されるトラはメスも含まれているということです。
「トラの森」造成事業は、トラを、白頭山から智異(チリ)山まで続く韓半島最大の山脈「白頭大幹(ペクドゥテガン)」を象徴する動物にし、白頭山トラの種を保存するためで、白頭山トラが放し飼いされるのは、韓国では初めてです。
「トラの森」は、安全を考慮して、トラが跳び越えることのできない5~6メートル以上の高さの電気柵が張りめぐらされ、「トラの森」を訪れた観光客は、展望台から白頭山トラの生態を観察することができるようになるということです。
「トラの森」は、ことし10月にもオープンする予定です。
山林庁は、長期的には繁殖などによって白頭山トラを30頭余りに増やし、「トラの森」の面積も10倍以上に広げていくとしています。

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