2014年に韓国南西部の珍島(チンド)沖で沈没し、3年ぶりに引き上げられた旅客船「セウォル号」船体の陸揚げ作業が11日に完了し、船内を捜索する前の準備作業が行われていますが、現場から新たに遺留品2点が見つかりました。
セウォル号の現場収拾本部が12日に明らかにしたところによりますと、船体の撮影と外部の障害物除去に当たっていた作業員が船尾の部分で眼鏡1つ、船体の隙間から化粧品が入ったカバン1つをそれぞれ見つけたということです。これで回収された遺留品は104点になりました。
セウォル号の船内の本格的な捜索は、これから1週間にわたって船体の洗浄と安全検査を行った後、開始されるものとみられています。