ソウルのタクシー運転手の制服の着用が、早ければことし7月から復活する見通しです。
ソウルではタクシー会社の運転手は、それぞれの会社が指定する色とデザインの制服を着用することが義務づけられ、違反すると10万ウォンの過料を科せられていました。
しかし会社運転手の強い要望で2011年11月から、制服の着用を廃止していました。
ソウル市は、深夜に顔が見えないほど帽子を深くかぶったまま運転をしたり、夏場は半ズボン姿で運転する運転手がいるなど、客から不安や不快感を訴える苦情が相次いだため、制服の着用を復活させることにしたものです。
ソウル市は、タクシー会社が制服を作る際の費用の一部を助成するなどのタクシー基本条例の改正案が市議会で可決され次第、新たな制服のデザインに着手する計画です。