韓国を訪れたアメリカのペンス副大統領は18日、韓米FTA=自由貿易協定を見直す方針だと明らかにしました。
ペンス副大統領は18日午前、ソウルのアメリカ商工会議所で開かれた財界幹部との会合で、「トランプ政権は、5年前に発効した韓米FTAを見直す方針だ」と述べました。
そのうえで、「アメリカの貿易赤字は、韓米FTA発効後の5年で倍以上に膨らんだ。韓国にはアメリカ企業にとって障壁が多すぎる」と指摘しました。
ペンス副大統領が初めての韓国訪問でFTAを見直す方針をはっきりと示したことから、トランプ政権による見直しの要求が、今後本格化する可能性が高くなっています。
ペンス副大統領は、会合のあと、次の訪問先である日本に向かいました。